ライフセービング競技とは
水難事故を未然に防ぐことが重要ですが、
実際に事故が起こった場合に大きな波の中や、
強い潮の流れの中で人を救助することは、
そう簡単なことではありません。
時には一度に数人が溺れ、
救助を繰り返さなければならないケースもあるのです。
そのためにライフセーバーは日頃からトレーニングをかかさず、
救助に必要な技術を磨いています。
そしてその成果を競い合うことで、
より救助技術を高めていこうと開催されているのが
ライフセービング競技会です。
競技種目は世界連盟が認める種目として
「オーシャンマン（ウーマン）」「ビーチフラッグス」等の
オーシャン競技16種目、
50mマネキンキャリー等のプール競技10種目と
シミュレーテッド・エマジェンシー・レスポンス競技（SERC）があり、
ワールドゲームズの正式種目にもなっています。
また、２年毎に世界選手権が開催されています。
国内では、
全日本選手権、全日本プール選手権、
全日本学生選手権、全日本種目別選手権の
四つの公式競技会をはじめとする、
年間約10以上の競技会が開催されています。
【大会日程 2020年度】
2020年度 競技会日程
最新の情報は日本ライフセービング協会公式ホームページより
ご確認ください。
URL：https://jla-lifesaving.or.jp
| 開催日時 | 競技会名称 | 開催場所 |
|---|---|---|
| 2020年5月16日(土)〜17日(日) 中止 |
第33回全日本ライフセービング・プール競技選手権大会 | 横浜国際プール（神奈川県横浜市） |
| 2020年5月30日(土)〜31日(日) 中止 |
全日本ジュニア/ユース/マスターズ選手権大会2020（ビーチ） | 横浜海の公園（神奈川県横浜市） |
| 2020年6月13日(土)〜14日(日) 中止 |
サーフカーニバル 第33回全日本ライフセービング種目別選手権大会 | 若狭和田ビーチ（福井県大飯郡高浜町） |
| 2020年6月20日(土)〜21日(日) 中止 |
三洋物産インターナショナル ライフセービングカップ2020 | シーサイドももち海浜公園東側（福岡県福岡市） |
| 2020年8月29日(土)〜30日(日) | 全日本ジュニア/ユース/マスターズ選手権大会2020（サーフ） | 外浦海岸（静岡県下田市） |
| 2020年9月12日(土) | 近畿ブロック予選会 （第46回全日本ライフセービング選手権大会） |
白良浜海水浴場（和歌山県白浜町） |
| 2020年9月13日(日) | 第20回オーシャンサーフチャレンジin白浜2020 | 白良浜海水浴場（和歌山県白浜町） |
| 2020年9月19日(土)〜20日(日) 予備日：9月26日(土)〜27日(日) ※調整中 |
北関東ブロック予選会 （第46回全日本ライフセービング選手権大会） | 御宿海岸（千葉県御宿町） |
| 2020年9月19日(土)〜20日(日) ※調整中 |
南関東ブロック予選会 （第46回全日本ライフセービング選手権大会） |
湘南ベルマーレひらつかビーチパーク（神奈川県平塚市） |
| 2020年9月19日(土)〜20日(日) 予備日：9月21日(月祝) ※調整中 |
中日本ライフセービング選手権大会 東海ブロック予選会 （第46回全日本ライフセービング選手権大会） |
白浜大浜海水浴場（静岡県下田市） |
| 2020年10月3日(土)〜4日(日) | 第35回全日本学生ライフセービング選手権大会 | 御宿海岸（千葉県御宿町） |
| 2020年10月10日(土)〜11日(日) | 第46回全日本ライフセービング選手権大会 本選 | 片瀬西浜海岸（神奈川県藤沢市） |
| ※調整中 | SERC選手権（仮称） | ※調整中 |
| ※調整中 | ジュニアプール競技会 短水路（仮称） | ※調整中 |
| 2021年1月30日(土)〜31日(日) | 第12回全日本学生ライフセービング・プール競技選手権大会 | 富士水泳場（静岡県富士市） |
| 2021年2月中 ※調整中 | 全日本ジュニア/ユース/マスターズ選手権大会2020（プール） | ※調整中 |
※詳しい開催場所、申込み〆切についてはお問合せ下さい。
【オーシャン競技】
全国の海で行われる、海でのレスキュー力を発揮する大会です。
ライフセービング競技は他のスポーツと違って、
「命を守るための競技」です。
安全・確実・迅速に溺者を助ける為の技術や体力を競い合います。
ビーチでは、より早く溺者の元へ駆け寄るための早さが求められる
「ビーチフラッグス」、
オーシャンでは、いち早く溺者をピックアップし、
浜へ戻ってくる能力を競う
「レスキューボードレスキュー」
などがあります。
【プール競技】
プール競技では、
溺者に見立てたマネキンを運ぶ、「マネキンキャリー」や
実際に事故が起こった場合の対応、
レスキューの技術を競う、
最もライフセービングらしい競技と言われる、
SERC（シュミレーテッド・エマジェンシー・レスポンス）などがあります。
